就職氷河期世代からみた国民民主党という存在について

不況にあえぐ人々 政治と経済

こんにちは~、ししなれです。

やっとこさ涼しくなってきて晴れての3連休なのですが、私はいつものように枯れ枯れでひきこもっています。ははは・・・。

ブログを始めて間もないので、色々とテコ入れしていきたいなと思い、投稿ページのURLをきれいにするためにパーマリンク周りを調べて設定してみたりとか、サイドバーにプロフィールを入れてみたりとか、色々していました。
枯れ枯れ干物としてすごく充実な休日ですね・・・ははは・・・。

さて、本日は政治の話になりますので、苦手な方は回れ右をお願いします!

自民過半数割れにより、面白くなってきた日本の政治と国民民主党

代表の玉木雄一郎氏がPIVOTに出演

さてさてそれはそうと、私、普段のニュースとか情報源ってAmazon MusicのポッドキャストかPIVOTかというような極端な感じで過ごしているんですけれども、ついにPIVOTに国民民主党の代表、玉木雄一郎氏が登場して喜び勇んでおります。
数年前からひそやかに国民民主党を応援していたのですが、ここにきて議席数を4倍にして、一躍時の人となり、目にする機会がすごく増えましたね!
なんか、マイナーなミュージシャンがメジャーデビューした時のようななんともいえない喜びを感じています。
そうや、玉木はワイが育てた!的な
いや、育てては、いないんだけれども。
そんなこんなで、PIVOTの動画、がっちり75分、面白かったので貼っておきます。

玉木雄一郎、熱弁75分。手取りを増やす「4つの経済政策」
総選挙で躍進し、キャスティングボートを握った国民民主党。「手取りを増やす」ためにどんな経済政策を考えているのか?基礎控除の引き上げは、財源も含めて現実的なのか?手取りを増やす「4つの経済政策」を玉木雄一郎代表に詳しく語ってもらった。

手取りを増やす政策、ぜひとも実現を

今回の衆院選で非常に政治界隈が面白いことになっていると感じています。
ひさしぶりに自民党が過半数割れをして、立憲民主党がそれを追いかける形で議席を多く取りましたが、国民民主党や維新は立憲とは主張が相容れないということで、野党側も結果的に過半数を得られる状況ではなくなりました。

そこでやはり注目されているのが、今回議席を大きく伸ばした国民民主党の政策です。
手取りを増やすために基礎控除を引き上げる。今までの30年間で生きるためのコストが上がっているのだから、それに合わせていく。
至極まっとうな話だと感じていますし、正直なんでずっと同じ金額なのだろうという疑問は以前から持っていました。

だって、年収103万円で、まともに生きていけますか?ってことなんですよね。
生活保護の人だって、もうちょっともらっている方が多いのではないかと思うし、もちろん課税はないはずです。
それなのに命を削って稼いだ103万円で、税金も医療費も全部払うなんて、それでまともに生きていけやしないのに、最低限の文化的生活を奪っている行為なのではないかと。

今、国民民主党が非常に特異なポジションでいるからこそ、実現可能性が高まっていると思います。自民党政権の中で謎に残ってきたおかしすぎる制度を、ぜひ、変えていってほしいです。

国民民主党の政策と日本株への影響

国民民主党は積極財政派、高圧経済派なので、これから政策が実現していくのであれば、日本株にプラスにもなっていくと思います。
実際すでに、与党の過半数割れでねじれ政権誕生、となったときに暴落が起きるかと警戒しましたが、国民民主党への期待の影響か、それは起きませんでした。

また、基礎控除の引き上げについては、サイドFIREをしている方や、しようと考えている方にとっても朗報なのではないでしょうか。

就職氷河期世代に寄り添う唯一の政党

私が国民民主党を応援したくなったのは、国民民主党が就職氷河期世代を理解し、表面的ではない政策を掲げ、寄り添おうとする唯一の政党である、と感じているからです。

以下の動画でも語られています。(36分~39分後半ごろまで)
伊藤たかえさんをはじめ、実際に就職氷河期世代で苦しんできた議員さんもいらっしゃいます。

玉木さんは言いました。就職氷河期世代を作り出したのは人災で政治の失敗であったと、経済政策を間違えると人を殺すことになるのだと。政治の責任であると認めてくれたんです。私はこのことが、泣けてしまうくらいうれしくて、言葉にしてもらったことで、なんともいえない怒りとも憎しみとも言えないような感情がほどかれていくような気持ちになりました。

国民民主党の就職氷河期についての政策
https://new-kokumin.jp/news/policy/20240625_2

その時の政治家の人たちだって、きっと妥協なく一生懸命やったのでしょう。その当時の政策が評価できるのって、その時にはよくわからず、みえてくるのってかなり未来の話になっちゃうと思うんです。でもその結果が今出ていて、失敗だったと認めてくれる人がいる、今までにはなかったことです。

時代に人生を狂わされても、人は生きていかなくてはならない

私は就職氷河期世代、それも後期、一番の就職難の時期に就職をし、ブラック企業でも我慢して働き続けてしまった結果、心身を壊し、人生の一番大事な時期を引きこもって過ごしました。時代に人生を狂わされた珍しくもない一人なのだと思います。でも、そのことで今さら世の中を憂いて、憎んでも、意味がないです。貧乏くじをひいたのはそうなんでしょうが、それぞれの時代に、それぞれの悩みや苦しみがありますし、その中で人は生きていかなくてはなりません。だから私は、結婚をする機会や、子供を授かるスタートラインにすら立てなくても、くじけずにまっとうでいようと働き続けています。ただ、そのことを外野から自己責任として言われ続けてきたことについては、ずっともやもやした気持ちはありました。

これからも氷河期世代の困窮が、それほど変わることはないでしょう。世代の人口逆ピラミッドが逆転することはないでしょうし、せめて若い人への投資をするくらいしか、できることがありません。ですので、ミドルは賃上げの波からも置いていかれ、ふたたび見捨てられ続けるのです。しかも、もうしばらくしたらお年寄りの仲間入り、年金に期待できなくても自衛していくしかないし、だから投資をしています。
それでも、彼らのような人たちがいてくれることによって、私は少なからず励まされています。やっぱりこれからも、くじけずまっとうでいようと。

というわけで、ちょっとだけ、政治の世界にやわらかな光が差しているのを感じつつ、その光がせめて閉ざされないよう、私はこれからも、国民民主党を応援していきたいと思います。

明るい未来を願って。
それではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました