こんにちは~。
涼しくなってきて、おなかがすいて仕方ないのです。ししなれです。
今日は秋の味覚、さんまについてです!
秋に入ってからさんまがお安くなってきていて、父(78)が何度かスーパーで買ってきて食べていました。
お値段は確かにお安くなったんですが、夏が長く秋も暑かったせいか、どうにも小ぶりで痩せていて、あんまり食べた気がしないなぁという感想でした。
それでも父があきらめず買ってくるもので、どうしてもさんまが食べたいのだなぁと思い、スーパーのものよりもうちょっといいものが食べれないかな?と、ふるさと納税の残り枠ではじめて「さんま」を選んでみることにしてみました。
岩手県 大船渡市から産地直送の生さんま(冷蔵)を購入してみた
選んだのは岩手県 大船渡市の生さんまです。
量よりも質をということで、120g~130gのさんまが8尾で1万円のものをチョイス。うちは家族4人のため、焼き秋刀魚が2回分食べられる計算です。
ふるさと納税のサイトで「さんま」を検索すると、多いのは干物や糠(ぬか)さんまで、保存食となっているものが多かったです。そんな中、大船渡市では生さんまの取り扱いがあり、獲れたものをすぐに直送していただけることに。
11月5日ごろに注文して約一週間後、13日に届きました。
もうシーズンも終わり掛けなので間に合ってよかった・・・!
というわけで、こちらが届いた生サンマです!
発泡スチロールの箱に氷水にががっつり入っていて、その中に沈められているかたちでのお届けです。その辺のスーパーで売っているものより背が高く、少しサイズが大きめにみえます。おなかもほんのりですがふくれており、栄養状態は悪くなさそうでした。
今年何度か食べたスーパーのさんまは本当に痩せていて、”えっ、これ、食べるとこ・・・ある?”みたいな感じだったんですけど、今年は普通っぽいさんまが手に入ってとてもうれしい!
焼いたサンマがこちら↓
焼いても普通のサンマ!(当たり前)
身もしっかりしており、かつて食べたことのある普通っぽいさんまでした!
もちろん、全盛期の頃ほどではありませんが、私のイメージの上で、”さんまって前はこんな感じだったよね?”という状態のものを食べられることができてうれしいです。
この大船渡市のふるさと納税の生さんまですが、一部商品はまだ継続されています。期間は11月下旬までとなっていますが、私が購入したものも11月10日頃には終了となっていたので、早期終了の可能性もあります。ふるさと納税の残り枠で悩んでいる方でさんま好きな方は検討されてみてはいかがでしょうか?
なお、獲れたものをすぐ直送となるので、日にち指定はできず、時間指定でしっかりと受け取ることが必要です。
2kg入りで1万円!小ぶりのものが多くなりそうだけどいろんな食べ方ができそう。
少な目でも質を重視される方向け
お刺身!!
さんまの現状はあまりよくない 量が減り、サイズが小さくなっている
今年は前年に比べたら水揚げ量がかなり増えてはいるのですが、それでも以前に比べると少ない状態です。そして特筆すべきはやはり「サイズ」ですよね。獲れていても小さいです。原因は温暖化、海外の漁獲量の増加、海洋酸性化によるプランクトンの減少など、複合的な事情があります。
そもそも量が減っているのに獲りすぎている、おまけに餌自体が減っていて大きくならない、のです。
サンマの漁獲量については、2024年から日本を主体として、各国で「漁獲制御ルール導入」の暫定合意がなされたということで、獲りすぎ防止に一手をかけられたのです。これはとても大きな一歩ですね。
今後温暖化の影響で、様々な海洋生物はもちろんのこと、農作物の環境が様変わりしていくことは避けて通れないでしょう。そういう世界になっていってしまう中で、各国がしっかりと協力していかないと、資源をすぐに食べつくしてしまうということにもなりかねません。
[参考になった記事]
サンマ2.9万㌧前年同期約2倍 全さんま水揚げ状況、10月末現在【根室】 | 北海道ニュースリンク
サンマが獲れない・小さいその理由。温暖化や鮮度重視の戦略が関係? | 魚食普及推進センター(一般社団法人 大日本水産会)
北太平洋漁業委員会2024閉幕 サンマの漁獲制御ルールや乗組員の人権保護規則の導入など多くの進展 |WWFジャパン
サンマ水揚げ増加も“豊漁”程遠く… 国際協調で資源回復へ(みなと新聞) – Yahoo!ニュース
ふるさと納税と親孝行のススメ
ふるさと納税は、良い親孝行になると思うのです。両親ももう良い歳になり、旅行もいいけど歩き回るのはちょっと・・・となった時に、「お取り寄せグルメ」は良い選択です。ですが、家族間では、良い歳とはいえ、子供がお金を払って買ったものを、頻繁にはあげにくい、もらいにくいという微妙な事情もあったりします。
そんな中、「ふるさと納税」には費用があまりかかりません。実質2千円で済むので、親も気を遣わずに、回数なども気にせずに、自然にメリットを一緒に享受してくれます。これは親に何かしてあげたいけど気を遣わせるのはちょっと・・・と考える人にはおあつらえむきの制度なのですよ!
どうせ魚をもらうなら豊漁となっている品種を選んだ方が安くて美味しいものが食べられるとは思うのですが、私がふるさと納税をする真の目的は親孝行のため、今回は、不漁の中でも父(78)が食べたがっていた「さんま」をあえてチョイスしたのでした。
親に我が子をみせることができず、あまつさえ実家で悶々と過ごしている私のような「子供部屋おじさん・子供部屋おばさん」こそ、ふるさと納税をしたらいいんじゃないかなと思う”ししなれ”です。
同じ理由で「株主優待」も良い選択だと思います。
”ししなれ”はどちらもめっちゃやっており、両親が健康面で色々ありはしつつも、まだ普通に食事ができている間に、自分では買ってこないようなものを遠慮なく選んで食べてもらえたらなぁと思っています。
昔は引きこもったりもしていたのに、過労状態だったことを分かっていたからか、当時は放っておいてもらえてたことにすごく感謝しているので、せめてものお返しです。物価高だからと生活用品などをもらうのもいいんですけど、やはり味気ないし、今のうちに家族で同じもの、旬のものを味わって、ああでもないこうでもないと、ささいな日常を味わうことを大切にしていきたいです。
というわけで、ここまでありがとうございました!
それではまた~。
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