9522 リニューアブル・ジャパンがMBOを発表

上場廃止 私の推し株・保有株

こんにちは~。日経平均に全然連動してくれない、むしろあがっても逆相関で下がっていくような中小型株をメインで保有するのが好きな変態”ししなれ”です。
今日も日経はちょっとしか下がっていないのに、私の保有株は大事故を起こしています。ははは。いいんだよ好きなんだからハハハ・・・。

本日はそんな保有株の中から個人的ビッグニュースがあったので書いていきたいと思います。

推し株がMBOを発表して複雑な心境です

私の保有株のひとつである”9522 リニューアブル・ジャパン(株)”がMBOを発表しました。
まったくの予想外でしたので、とても驚いています。

リニューアブル・ジャパン(株)は再生エネルギー事業者で、中でも太陽光エネルギー発電をメインに手掛けており、東証グロース市場へ上場している企業です。

リニューアブル・ジャパン株式会社 | すべての人を、エネルギーの主人公に。

国内で着実に発電量を増やしてきている中で、近年は東急不動産やSMLFグループなどの様々な企業と提携し、再エネ賦課金が必要ない自家消費型Non-FITの拡大や、今年に入ってからはスペインでの事業拡大を目指していました。

一時的と思われる事情で株価は落ち込んでいた

国内事業は変わらず順調だったのですが、電力価格の予想外の停滞により、スペインでの案件取得の進行が予定通りには進んでいませんでした。そこはIRで説明がされており、今年度の通期目標については海外事業がこのまま予定通りにいかない場合は、代わりに国内の発電所売却により、達成するとの見込みでした。

そんな中、年初には1400円を超えていた株価はかなり落ち込んでおり、500円台前半をつけていました。

かなりの落ち込みぶりです。それでも国内事業が順調なことに変わりはないですし、海外事業においても一時的な要因で起きていることで、単純に案件が期ずれするだけだと思っていたので、ナンピンをしながら優待品をもらいつつ、のほほんと長期で持っていることに決めていました(昨年末の権利より、年2回プレミアム優待倶楽部のポイントがもらえることになっていて、今年の年末の権利分についても楽しみにしていました)

そして今日が第三四半期の決算発表だったのですが、同時にMBOの発表となりました。

ニュース | リニューアブル・ジャパン株式会社

含み損とともに、楽しみにしていたIRともさようなら

リニューアブル・ジャパンへの投資に魅力を感じたきっかけは、なんといっても眞邉社長本人が出演するIR動画でした。株価をかなり意識したIR活動を社長自ら行っており、海外の投資家に会いに行って働きかけしたりしていることも話していました。その姿勢や話しぶりから垣間見える人柄に惹かれ、投資をすることに決めたのでした。決算説明の動画だけでなく、事業に関する動画を頻繁に出してくれていました。

動画コンテンツ | リニューアブル・ジャパン株式会社

正直かなり含み損ではあったので、損益がなくなるどころか、短期間で大きな利益に転じることは嬉しいという気持ちはあります。ですが、今後の動向については本当に楽しみにしていたので、あの名物IRがみられなくなるのはとても寂しいです。

2020年ごろから4年ほど個別株への投資を続けてきましたが、こんなに身近に感じられる社長さんやワクワクさせてくれるIRって他にはなかったので・・・。つい先月も、ソーラーシェアリングについての動画を発表されており、興味深く拝見していたところでした。

とはいえ経営は引き続きされますし、南欧に新しく海外の会社を立ち上げるそうなので、株を買うことはできなくなってしまいましたが、成功を願いつつ、そのあたりの動きがどこかで見られたらうれしいなぁ・・・。

買取価格は現在の株価から倍以上

MBOについてですが、買取価格は今の株価から倍額以上の1,250円とのこと。

私は1,200株を保有しており、取得平均価格が880円くらいなので、税引き前でなんと44万円ほどの利益となります。おそるべし、MBOの威力・・・。含み損40万が一気に反転することに。お別れはつらいですが、価格が1,250円になるのを待ってから市場で売却を行いたいと思います。

MBOやTOBが増えている?

思えば昨年11月から1年間で、MBOやTOBとなった保有株は3つ目です。
最初はベネッセ、2つ目がCDG、3つ目が今回のリニューアブル・ジャパンです。
数字で見ても、そういった方向に進む会社の件数がかなり増えているようです。

アクティビストと呼ばれる「物言う株主」以前に、東証から「資本コストと株価を意識しろ!」と強めに物を言われてしまっている現在の日本の市場環境は、経営者にとってやりづらくなってきているのでしょうね。NISAの恒久化も始まりましたし、上場していることの意味合いや立場などの環境が足早に変化しているように思います。

[参考記事]
【活況TOB】すでに前年超え、年間90件台をうかがう勢い(M&A Online) – goo ニュース
なぜ日本でMBO(経営陣による買収)が増えているのか メリットとデメリット(1/2 ページ) – ITmedia ビジネスオンライン

これから中小型株は特に買収が増えるかもしれませんね。株価はあがってほしいけど、推したいから買ってるのに!どこにも行かないで!ひとりにしないで!って思ってしまうししなれでした。

ここまでありがとうございました。
次なる推し株への果て無き旅は続く。

それではまた~。

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