零 ~濡鴉ノ巫女~はどんなゲーム?
ジャンルは和風ホラーアドベンチャーです。
ありえないものを写すことのできる射影機(カメラ)と主要キャラクターの持つ影見(かげみ)という特殊な力を使い、舞台となっている日上山(ひかみやま)の謎へと迫っていきます。
零はシリーズもので、2001年~2014年までで6作品が作られました。
零 ~濡鴉ノ巫女~(ぬれがらすのみこ)はそのうちの最新作、6作品目にあたります。
2021年にリマスター版がPS4/Switch/Steam向けに発売されました。
私はリマスター版で零シリーズをはじめて遊びました~
今の環境で遊べるようになったのはすごくうれしい!
良かった点・いまいちな点
セクシーな女の子が出てくるだけではなく、ちゃんと怖い
ジャパニーズホラーといえば、映画で、震えて怖がっている美人の女性がよく出てきますよね。
そしてありがちなのが、実際そんなに怖くない。
零シリーズについても私の中では女の子がセクシーでかわいいというイメージが強く先行している作品であり、「そんなに怖くないんじゃない?」と思っていました。
実際に遊んでみて思ったこと。
えっ、確かにかわいいし、なんかすごい見ちゃう!でもそれだけじゃない。
このゲームはちゃんと怖い。
ひとつひとつの風景や建物・オブジェクトが本当によくできており、映像に並々ならぬ説得力があるため没入感が高く、歩き回るだけで怖いです。リマスター版ということで、映像も緻密になっており、余計に怖いです!
ミステリ要素が楽しい
思いのほかミステリ色が強く、全貌がスッとはわからないようになっていてそこが面白かったです。出てくる単語や出来事は難解ですが、興味をそそられるものばかりでした。
一体何が起きているのか?とワクワクさせてくれるのです。
零シリーズは初プレイだったのですが、ミステリ要素がこのゲームの本体といっても過言ではないかもしれません。
うろうろと探索するのは怖いのでさささ~っと進んでしまいたい気持ちと、隅まで確認してファイルをできるだけ集めたいという葛藤の中でプレイをしていました。
戦闘は単調さも
戦闘については、特殊なカメラを使って霊と戦うという一風変わった戦闘となっています。
キャラクターの動作が若干もっさりしているのもあり、単調で爽快感に欠けるという印象でした。エンカウント方式で戦闘する機会もそこそこ多いので、個人的には少し残念でした。
幸いだったのは、経験値方式だったこと。
戦闘が積み重なれば強くなる要素があるのは良かったです。
アクションゲームに慣れている人には物足りないかも?
ボリュームは多め!
この手のサバイバルホラーゲームは初回プレイでも10時間前後になるタイトルが多い印象ですが、濡鴉ノ巫女に関しては1周するだけで20時間を超えました。体感のボリュームは充分だと感じました。
プレイ環境・プレイ時間・総合評価
私のプレイ環境・プレイ時間
プラットフォーム | PS4版 |
ゲームのクリア度 | 60% (一周しておまけシナリオまでクリア) |
プレイ時間 | 25時間 迷ったりしたので長めかも |
総合評価
シナリオ | (4 / 5) |
システム | (3 / 5) |
操作性 | (3.5 / 5) |
音楽 | (3 / 5) |
ビジュアル | (4 / 5) |
キャラクター | (4 / 5) |
難易度(複数ある場合はNORMALが基準) | (3 / 5) |
総合評価 | (3.5 / 5) |
希有なジャパニーズホラーゲーム!リマスターからぜひ復活を果たしてもらいたいです。
零 ~月蝕の仮面~のリマスターも発売されることですし、今後もシリーズのリマスターの発売が期待されます。売上が好調であれば新作も期待できるかもしれませんね~
対応機種 プラットフォームについて
充実!これだけ対応していれば何かしらで遊べますね~
零 ~濡鴉ノ巫女~のゲーム配信ガイドラインについて
コーエーテクモさんより、動画・画像投稿ガイドラインが公開されていますので、そちらを参照してください。
著作権表示が必要であることと、タイアップ曲およびエンディングを含む部分は使用不可となっていますが、大部分は配信可能のようです。
私がこのゲームをプレイした時にはまだ配信可能な区域がそこまで広くなかったため、半分くらいは配信外で遊びました。
許可が出ているタイトルも内容が変わることがあるので要チェックですね~
ガイドラインは変更されることもありますので、最新の情報を確認するようにしましょう。
零 ~濡鴉ノ巫女~は配信向き?
ホラーゲームなので、リアクションが自然と生まれやすく、配信向きなタイトルと言えると思います。
謎解き要素やミステリについても比較的実況しやすい内容だと思います。
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